国語を教えただけですので、我々が合格させたわけではありません。
ただ、子どもたちの時間を受験勉強のためだけに費やさなかったことには、価値があると思っています。6年生の9月からは100%受験対策に充てたものの、それまでは授業時間の50%を作文に、5年生まではもっと多くの時間を使っています。そこには「考える力をつければ受験勉強には対応できる」という信念があるからです。
作文には唯一絶対の正解がありません。子どもたちは、「ああでもない、こうでもない」と悪戦苦闘するプロセスにおいて、無意識のうちに頭を使っているのです。そこで鍛えられた思考力が、答えが決まっている受験勉強に役立たないはずはありません。
ここまでは、中学受験をした生徒だけに言及してきましたが、中学受験をしない生徒、中学生以上の生徒など、さまざまな子どもたちが志高塾に通っています。
これからも、これまで以上に「考える力をつけてほしい」という親御様の期待に応えられるよう、前進していきます。
志高塾
代表 松蔭俊輔