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【プロ野球】

家族、恋人毎日会ってもOK 星野監督「キャンプ呼んでエエ」

2012年1月23日 紙面から

番記者から誕生日を祝う筆を贈られて笑顔を見せる楽天・星野監督=仙台市内で

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 楽天の星野仙一監督(65)が22日、選手がキャンプ地に家族や恋人を呼ぶことを容認する姿勢を示した。今季は激しいキャンプになるが、愛する人と過ごす時間を増やすことで練習の疲れを癒やせという闘将流の配慮といえそうだ。

 「何をしてもエエ。呼んだらエエやないか」と星野監督。独身者なら恋人を呼んでいいし、期間中、毎日ずっと呼んでもOK。練習やミーティングに差し障る形はNGだが、それでなければ、休日以外に会っても一向にかまわないというのだ。

 楽天のキャンプ地・久米島は沖縄本島から約100キロ離れた離島だ。東シナ海に浮かぶ小さな街にあるのはパチンコ店が1軒、コンビニが2軒。娯楽施設が多いわけではなく、星野監督が「どこも行くところがない。野球をする方がエエわ」とボヤくほどだった。

 本島に移動した後は状況が若干改善されるが、今年は実質的な休日が1日で、闘将が「激しいものにしていきたい」と語る野球漬けの内容。選手の気持ちをリフレッシュさせ、いいキャンプにしようと考えたようだ。

 家族にとっても約1カ月も家を空ける選手と会えることが癒やしとなる。まさしく一石二鳥といえる“仙略”。これも「期待されて結構です」と2年目にかける星野監督の強い思いの表れといえそうだ。 (川越亮太)

 

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