仙谷氏 “自由党と合併”暗に批判
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仙谷氏 “自由党と合併”暗に批判

1月23日 0時11分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

民主党の仙谷政策調査会長代行は、大阪市で講演し、「民主党は最初は小さかったが、数が多くないと政権がとれないとなったところからおかしくなった」と述べ、民主党が小沢元代表が率いていた自由党と合併したことを暗に批判しました。

この中で、仙谷政策調査会長代行は、政権交代前の民主党について、「結党当時のスローガンは、『霞が関解体』だったが、解体しつつ何を作るのかが一番難しい。野党時代の民主党には、ちょっと浅い部分があった」と述べました。そのうえで、仙谷氏は「民主党は最初は小さかったが、鳩山元総理大臣や菅前総理大臣が政権交代を本気で考え始め、『離合集散』や『野合』と言われようが、数が多くないと政権がとれないとなったところからおかしくなった」と述べ、平成15年に民主党が小沢元代表が率いていた自由党と合併したことを暗に批判しました。また、仙谷氏は、おととし尖閣諸島沖で起きた中国漁船による衝突事件への対応を振り返り、「衝突のビデオを原則として一般に公開しなかったことなど、官房長官時代にやったことはすべて正しかったと思っている。あのときは大いに批判されたが、日中の外交関係や司法制度などの面から根拠に基づいて批判する人はほとんどいない」と述べました。