外相 福島で原子力国際会議開催を
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外相 福島で原子力国際会議開催を

1月22日 19時1分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

玄葉外務大臣は、福島県須賀川市で講演し、IAEA=国際原子力機関と共催で原子力安全について議論する閣僚級の国際会議をことし秋に福島県内で開催する方向で調整していることを明らかにしました。

この中で玄葉外務大臣は、福島第一原発の事故を踏まえ、「福島県は、“脱原発”に向けて再生可能エネルギー関係の研究機関を福島県に誘致し、研究機関の周りに関連産業を集積させ、雇用を吸収することをかなり大がかりにやらなければならない。その手始めに、3月2日に再生可能エネルギー関係の国際会議を福島県で開くようにしたい」と述べました。そのうえで、玄葉大臣は「ことし後半には日本とIAEAの共催による国際会議を福島県で開こうと調整を指示している。3月の会議よりもさらに大きな規模で、閣僚だけでも50人くらいは参加する会議になる」と述べ、原子力安全について議論する閣僚級の国際会議を11月か12月に郡山市で開催する方向で調整を進めていることを明らかにしました。そして、玄葉大臣は「そのころには、福島県は徐々に復興し、こういう目標を持ってやっているということを世界に見せるくらいの気概をもって、前進していかなければいけない」と述べました。