ここでは地上デジタルについてじっくり考えてみましょう。 2011年の7月25日、日本はテレビ放送をアナログから地上デジタルに完全移行させます。世界で最も早く地上デジタル放送の放送を開始した国は、イギリスです。1998年9月と、日本より5年も早く放送を開始しています。日本で地上デジタル放送の実施を始めたのは、2003年です。予定では2012年となっているので、実に14年ものスパンがあるということです。
大体地上デジタルについて、お分かりいただけましたでしょうか。 これらのチャンネルの番組を録画する場合には、「コピーワンス」という方式が採用されています。この方式は録画した番組が一度しかダビングできず、コピーしたひとつのデータのみがディスクに残り、ダビング元のデータが消去されるというシステムになっています。これは著作権を守るためのシステムで、営利目的でのダビングはできなくなっています。尚、以前はディスクからHDDレコーダーに戻すこともできませんでしたが、近年ではHDDレコーダーに戻すことのみ可能な機種も出てきています。それにより、テレビに関する著作権が広く知れ渡るようになりました。