(2012年1月22日 17:24)
環境に優しい街を目指す福岡市のアイランドシティで22日電動バスの実用化に向けた実証実験が始まりました。
これは、国土交通省や福岡市、西鉄などが共同で取り組んでいる事業で、実験開始前には関係者が電動バスの乗り心地を体験しました。
電動バスが民間路線を有料で走るのは富山市に続き全国で2例目、九州では初めてです。
ルートは、「照葉3丁目」と「千早駅」を結ぶおよそ5qの区間で、1日7往復導入されます。
定員は64人。
運賃は、通常と同額で160円〜230円。
期間中、九州電力が設置したプラグイン方式の急速充電器で1往復ごとに1時間充電します。
1回の充電での走行距離は満員で空調を付けた状態で20q。
今回の実験は27日までの6日間行われ、乗客へのアンケートも行いながら運転手の充電作業や、運行面の課題や問題点を検証します。
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