厚生労働省の2011年賃金構造基本統計調査によると、賃金が最も高いのは東京都と最も低い青森県の月給差が、約15万円であることが分かった。
都道府県別の11年6月の所定内給与額を調べたところ、最も高いのは東京都で37万2900円。次いで、神奈川県の32万9800円、大阪府の31万5600円となっている。
一方、最も低いのは青森県の22万2200円。次いで、沖縄県(22万3100円)、山形県(23万2700円)。
東京都と青森県の差は15万700円。前年の東京都(最高)と沖縄県(最低)との差は14万900円で、9800円拡大した。
前年に比べて、賃金が増加したのは24都府県、減少したのは23道府県だった。
調査は、10人以上の常用労働者を雇用する民間の4万5818事業所について取りまとめた。