◆愛にあふれる親同士が決めた“矛盾婚”
特命宣伝部長の高田鳥場こと鹿毛康司です。今回放送する「ムシューダ」「かおりムシューダ」の新CMでは、熊雄の兄・熊真呂が、どういうわけかあのリカちゃんと結婚してしまいました。
こんな奇妙な組み合わせのカップルが、なぜ誕生したのでしょうか。
もはや国民的なアイドルといっても過言ではないリカちゃんですが、元々の設定では11歳。まだ小学5年生の少女です。
しかし、あるときは女子高生になったり、あるときは客室乗務員になったり、またあるときは出産までしたりと、いろいろな設定と両立させています。
タカラトミーで“リカちゃんの総責任者”ともいうべき方とお会いする機会があり、そこで彼女のキャラクター展開についてお聞きしたことがあります。
そこで感じたリカちゃんへの“愛”に感服し、私はすぐさま熊真呂との結婚を申し込みました。
◆「箱入り娘」よりも「かわいい子には旅をさせよ」
リカちゃんの担当チームの方々は、彼女を「かわいい子には旅をさせよ」の精神で大切に育てているそうです。
普通、キャラクターというのは、確固たる世界観を構築するため、どうしても「箱入り娘」的に扱ってしまいがちだと思います。
そんな“愛”に応えるべく、熊真呂とリカちゃんの結婚式も盛大に行いました。フォーシーズンズホテルの会場を貸し切り、我が子のように熊雄をかわいがっているエステーの鈴木喬社長にスピーチを依頼。また、タカラトミーの佐藤慶太副社長やリカちゃんチームの方々にも、 “親族代表”としてこっそりご出席いただきました。
「矛盾も、素晴らしい!」
この鈴木社長の言葉を、リスペクトの気持ちとしてリカちゃんチームのみなさんへ捧げたいと思います。
◆CM出演者
ムッシュ熊雄 ムシューダCM“クマの叫び”篇(2007年)、“歯医者”篇(2008年)、“私の彼はクマ”篇、“ダジャレCM”篇、“防虫のススメ”篇(2009年)、そして“キミにムシューダ”篇(2010年春)に続き出演し、いまやムシューダの顔と共に“ゆるキャラ”として大人気に。年齢は不明、好きな食べ物は“フランス料理”。 |
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熊真呂 熊雄の兄さん。“熊雄 動物園に行く”篇に出演。 汗をかくことがとにかく好きな熊真呂。 朝、サウナスーツを着てマラソンすることは欠かしません。 |
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リカちゃん 女の子の夢と憧れをかたちにする着せ替え人形として1967年に誕生したリカちゃん。時代ごとの流行を取り入れながら三世代にわたって愛され、最近では玩具の分野にとどまらず、タレントとしての活躍も増えています。これまでに30社以上の広告にイメージキャラクターとして登場、「日本タレント名鑑」にも掲載されています。名前「香山リカ」、5月3日生まれの牡牛座。小学校5年生の11歳・・・と発売当時から設定されている基本のプロフィールと両立して、時にはお姫さまになったり、憧れの職業に就いたり、お母さん役になったり・・・。リカちゃんは、遊んでくれた女の子たちにとって、自分自身の分身でもあり、一緒に育ってきたそれぞれの世代に寄り添う形で様々な展開をしています。 |
◆ムッシュ熊雄の相関図
◆CM制作スタッフリスト
企画: クリエイティブディレクター: CMプランナー: アカウントエグゼクティブ: プロデューサー: プロダクションマネージャー: 演出: 撮影: VE: 撮影チーフ: 撮影機材: 待機: 照明: 照明チーフ: 美術: 施工: 人形アニメーション: 着ぐるみ制作: ヘアメイク: リカちゃんヘアメイク: 車輌: 音楽: SE: リカちゃん声優: CG: オフラインエディター: オフライン編集室: 本編集: MA: ミキサー: メイキング制作: メイキング撮影: |
エステー株式会社/株式会社博報堂クリエイティブ・ヴォックス/株式会社マザース 鹿毛康司(エステー)/西嶋真紀(博報堂クリエイティブ・ヴォックス) 西嶋真紀(博報堂クリエイティブ・ヴォックス) 高橋邦和/和藤崇司/井上泰一(博報堂) 前島操(マザース) 飯星歓美(マザース) 石井聡一(親子社) 山本哲也(wakantanka) 渡部仁史(小輝日文) 笠間直樹 小輝日文 オーエフ 太田康裕(トライアングル) 桜井孝介 延賀亮 佐藤彩(ヌーヴェルヴァーグ) オカダシゲル 米塚尚史(ハウンテッド) 足立美和 和氣聡子(タカラトミー) Mブロス 山田勝也(愛印) 田中宏峰(ONPa) 星河舞(アトミックモンキー) 福岡二隆(F and C) 上條孝之 キャプラ 木村仁(BOOK) BOOK-M 秋山和恵 サイバーヒデオミ(GVJP inc) 野口優、岡崎さおり(エステー) |