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【プロ野球】

楽天 超ハードキャンプ 沖縄26日間で休み実質1日

2012年1月22日 紙面から

報道陣から贈られた1日早いバースデーケーキを勢いよく吹き消す楽天・星野監督=仙台市内で

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 楽天は21日、仙台市内でスタッフ会議を開き、春季キャンプ日程を決めた。久米島と沖縄本島で体を休められるのは実質的にわずか1日。2年目の星野仙一監督(65)が勝負をかけるシーズンは、文字通り「地獄のキャンプ」から始まる。

 「ゼロからというよりマイナスからのスタートという気持ちで、野球漬けにしていきたい。激しいものにしていきたい」

 闘将のキャンプにかける決意に偽りはない。この日は22日の誕生日を前にバースデーケーキを笑顔で吹き消したが、内定したスケジュールを見れば「鬼の仙さん」だ。

 まずは2月1日からの久米島キャンプ。休みは9日の1日だけで、冒頭からいきなりの8勤1休だ。球団としてキャンプと位置づけるのはこの久米島までだが、15日から行く沖縄本島でも実質的な2次キャンプを張る。この15日は移動のみで練習はないが、16日からの練習は24日までぶっ続け。その最中には練習試合も組まれ、25日と26日はオープン戦があり、本島では11日間連続で野球漬けとなる。

 仙台に戻る27日は移動のみだが、28、29日は仙台で練習。3月3、4日のDeNA戦のために長崎に入りした後の1、2日も練習する。

 しかも、「中身を濃くしなければ」という星野監督の意向を受けメニューも超ハードになる。野手は朝7時からのアーリーワークが毎日課されるほか、通常メニューでも徹底的なロングティーを行う。投手陣も徹底して走り込む予定だ。

 雨が降れば内容が軽めになりそうなため、雨ごいをする選手も出てきそう。闘将は「自分の身は自分で守り、ポジションは奪い取らなければ」とニヤリ。休むヒマのない沖縄での日々。選手は相当な覚悟を持つことが必要となった。(川越亮太)

 

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