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最終更新:2012年1月21日(土) 19時40分

原発住民投票の署名、東京は伸び悩む

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 原発の是非を問う住民投票の実現を目指す署名集め。思うように数が集まっていない東京では市民グループが投票の実現に向けた署名を呼びかけました。

 21日の署名集めは東京都内の市民グループが行っているもので、東京都民に対し、原発の賛否を問う住民投票の実現を呼びかけています。

 「無関心でいたら未来がない。いろんな人に考えてほしい」(市民グループ代表者)
 「立ち上がるのは女性みたいな気がします。(男性は)子どもや老人のことを考えてないから」(署名した人)

 住民投票を実現するには有権者の50分の1以上の署名を集める必要があります。同様な動きがある大阪市では署名が必要な数に達し、名簿はすでに市の選挙管理委員会に提出されていますが、東京で集まった署名の数は必要な数の半分にも届かないおよそ9万5000人にとどまっています。

Q.署名について?
 「よくわからないです」(署名してない人)

 市民グループでは「東京は地域のつながりが薄く、一体感が生まれにくいのが署名が集まらない原因ではないか」などと話しています。

 署名活動の期限は来月9日まで。市民グループは「多くの無関心な人に知ってもらい、署名への協力を求めたい」としています。(21日17:23)

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