NHK福岡のニュース　福岡放送局

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「兵士の見た戦場」写真展

日中戦争に従軍した兵士が、個人のカメラで戦地の様子を写した写真の展示会が小竹町で開かれています。
この展示会は小竹町の「兵士・庶民の戦争資料館」が、戦争を伝えようと開きました。会場には、日中戦争に従軍した陸軍の兵士が上官の許可を受け、個人のカメラで戦地を写したとされる写真およそ６０点が展示されています。
このうち中国の上海にあった日本軍の駐屯地を写した写真は、装備を抱えた兵士が、慌ただしく駐屯地を出て行く様子が写されています。また、戦闘直後に写したとされる写真は、横たわる兵士の横で銃の整備をしている兵士の安堵の表情が写されています。このほか、中国人の理髪師に髪を切ってもらっている兵士や両手をけがした兵士の写真なども展示されています。資料館によりますと、兵士個人が写した写真が検閲をくぐり抜けて日本に持ち帰られたのは珍しいということです。この展示会は３月２０日まで開かれています。

01月21日　18時18分

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