万年筆と古時計

万年筆を中心としたモノ好きの時折の日記です。

もう万年筆は、、、

2012-01-21 | 万年筆について
自転車を買うために、万年筆も整理することにして東京銀座のYなるビンテージ専門店に査定のため郵送した。
その結果、返事がきた。その返事の書き様に余りに酷過ぎて憤りを禁じ得ない。これが業界の実態なのかと。

メールでの問い合わせにはもっとよい値段を言う。じゃあ、送りますねと言って実物を受け取ると新古品をかなりの使用品だと言い、雀の涙ほどでせしめようとする。とにかく現金化したい人は「仕方ない。お願いします」と言うであろう。
彼らの商売は品物を単に右から左に販売するだけである。
ものは言いようである。ガラクタ同然と私が思うカメラ部品を「また同業者の交換会で必要な人にお渡ししますから、目一杯値段をつけて、これこれで引き取ります」と言うカメラ店主と、個人的に極く数回購入後にインクを入れてみただけの、私に言わせれば新古品万年筆に対して、「かなりの使用品で傷だらけ、価値無し」とするメールの返答では心情的に怒りを覚えるのは当然である。
5月に買ってから数回程度の使用のペリカンM101Nが尻軸が壊れていて修理するだとか、4月にウィーンで買った使ってもいない新品ファーバーカステルなのに傷だらけの使用品とか、思いもよらない査定であった。それでは壊れたものを売りつけられたことになるではないか。

よい社会勉強であった。WAGNERで皆が個人取引をするのは、上記のような馬鹿馬鹿しい実態があるからなのであった。
新宿の某中古万年筆店から購入したビンテージは、はなから買い取り不可能であった。私はこれらの万年筆販売店からすれば、騙しやすいカモであったのだ。素人が授業料を払ったに過ぎないのだ。
今回、私にとって、大きく趣味的万年筆業界に対するイメージが崩壊してしまった。


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