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原発30キロ住民の避難先示す

東日本大震災を受けて県の地域防災計画の見直しを検討する委員会が長崎市で開かれ、佐賀県にある玄海原子力発電所で事故が起きた場合、原発に近い松浦市の住民の避難場所を東彼杵郡の3つの町にすることなどが示されました。
県の地域防災計画の見直しを検討する委員会の3回目の会合が長崎市で開かれ、はじめに、東海地震や東南海地震などに宮崎県東側の日向灘が震源の地震を加えた4連動型の巨大地震が起きた場合、長崎県で予想される津波の水位の想定について、前回の会合より精度を上げて作成されたシミュレーションの結果が報告されました。
それによりますと、長崎港では最大水位が3メートル5センチに達するとしていて、2030棟が浸水し、護岸が破壊された場合には浦上川のより上流にまで浸水が広がるとしています。
一方、佐賀県にある玄海原発で事故が起きた場合に原発から30キロ圏内に入る住民の避難場所が示され、▼松浦市の住民は、東彼杵郡の3つの町の学校の体育館や公民館に、▼佐世保市北部と平戸市東部の住民は、佐世保市の南部に、▼壱岐市の住民は、壱岐市北部などとしています。
また役場が原発から30キロ圏内に入る▼松浦市は、東彼杵郡の3つの町の施設に、▼壱岐市は、壱岐市北部の施設に行政機能を移転するとしています。
委員会では今後具体的な避難所を決めて、来月中旬に開かれる会合で地域防災計画の見直し案を県に提言することにしています。

01月20日 18時49分

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