(cache) 検証・コスギワークスベアリング。

検証・コスギワークスベアリング。

February 09 [Wed], 2011, 21:09

たかがベアリング、されどベアリング。
今回はそんな言葉がピッタリなお話です。

ほぼ同じタックルセッティング。
ロッド：GP＆ENG70H　
ライン：16lb　
ルアー：9gラバージグ単体　
リール：TD-X103HL

唯一、違いはココだけです。

中身のベアリングのみ違います。
向かって左が「国産コスギワークスベアリングセット(セラミックボール)」

向かって右が某社の新品ステンレス製ボールベアリングです。
(※メーカー名は伏せさせてもらいます。原産国は不明。)

古いベアリングを変えたら良くなるのは当たり前であって、
新品でも交換する価値があるのがコスギワークスのベアリング。
そう仰る星野プロのお言葉を自分の目で実証したいと思ったのです（笑）

参考までに注油したオイルも同じもので統一しました。

で、印旛沼で実際にキャストしてみました。
ココからはあくまで個人的な感想ではあります。

圧倒的な差を感じるのは『ピッチングした時のフィーリングとその弾道。』

マグネットブレーキ特有のずっと利いてるブレーキ感覚から解放された感じ。
言うなれば遠心ブレーキに酷似したフィーリングになりました。
ルアーの弾道がとにかく低い角度で、軽い力でもスムーズに飛んでいく。
よって着水音も殺せる。(※シャローマンには超重要なファクター。)

勘違いしないで頂きたいのは『イコール飛距離アップではない』という事。

オーバーヘッドキャストで飛距離の差はそこまで感じませんでした。
あくまでスプールの回り出しが良くなったのではないでしょうか。
だからピッチングした時のフィーリングや弾道が良くなったのだと思います。

ちなみに9gを7gに落としてもピッチングでの素晴らしいフィーリングは変わらず。

やはり軽めのリグやルアーをピッチングする場合であれば、
コスギワークス・ベアリングセット(セラミックボール)へ交換する
効果はあると思われます。

PX68やアルデバランなどでそれこそ、ベイトフィネスを
組むならば面白い効果もありそうですね。ワクワク。

逆に11gのジグにトレーラーを付けた場合はスプールの回り出しが良すぎて
個人的にはピッチングしづらくなった印象がありました。

私以外にも触ってもらいました。
ベアリングを変えた本人は「先入観」がありますので、
とりあえず印旛沼にいた方を3名ほど捕まえて投げて貰いました。

もちろん、ベアリングの話など一切せず「投げてみて下さい」と。

結果は3人とも「何で同じリールなのにフィーリングが違うの？」
「明らかにスムーズにピッチング出来るね」「弾道が全然違う」
と、コスギワークスのベアリング入りの方を絶賛してました。

勿論、もう一方の新品ベアリング入りが悪い訳ではないんです。
でも比べるとコスギワークスさんのベアリングが入ったリールに軍配が上がる。

私個人的にはベアリングの差が出たのでは？と考えてます。

あくまで私個人的な感想です。こういう結果が出たのも、
私のリールはベアリングがへたっていたから効果があっただけ
かもしれません。お持ちのリールの症状次第な所は大前提です。

ただ、私は追加をつり具藤岡さんにお願いしたのは言うまでもありません。。

スプール自体を軽い物にする方が良いのは分かってます。
でも、ベアリングだけでもその効果は十分あると私は思います。
何より手軽ですから。値段も、試すのも。←コレ大事です。

まずは一台、お試ししてみてはいかがでしょうか。

その1台をやったら、もう他のリールもベアリング入れなきゃ済まなくなりますよ・・・（笑）
どうせ変えるならコスギワークスさんのベアリングがお勧めです。
"国産"ですからね。この辺の話は調べると沢山情報が出てきます。

ベアリング大国なんですね、日本は。

ちなみに私は3.5g～7gのテキサスがメインの釣りなのでこのチューンに手を染めました。
ベイトフィネスはベイトフィネス。普段の釣りのタックルを向上させたいだけです。
スプールまで変えるほどのレスポンスを要さない重さのリグだと思ってます。

お金がある方はどうぞメタニウムMg7やアルデバランMg7、PX68など
お買い求めください（笑）

ちなみにコスギワークスさんのベアリングが入ったリールを高級なテクナGPでなく、
エリートエナジーの方に付けるトリックをしておいたのですが。

誰も引っかかりませんでした。

最後に長文にお付き合い頂きありがとうございました。
あくまで個人的な感想文ですので、あしからず。

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