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国際
【緯度経度】ソウル・黒田勝弘 韓国でこれは品がない!
そこで「とくにおばさま方に来てほしい」とお願いしたのだが、今や韓国旅行客の中心はそのおばさま方になってしまった。これは実に喜ばしいことなのだが最近、困った風景を見かけ戸惑っている。
地下鉄で買い物バッグを持った日本の中年女性5人と居合わせたのだが、その大声のおしゃべりに驚いた。まさに傍若無人で韓国人乗客も顔をしかめるほどだった。
この後、日本からきた知人の大学教授が、最高級ホテルで目撃した風景として紹介してくれた話も似ている。やはり中年の日本女性一行で、朝食の際のおしゃべりがものすごく、周囲のひんしゅくを買っていたというのだ。
若い女性では“整形観光”でやってきて、結果の出来栄えがよくないと病院で暴れる事件があった。病院の“非常ベル”まで押したというからすごい。
一方、韓国人の日本旅行の方は大震災後の風評被害や円高で激減し、いまだ回復していない。そこで溝畑宏・観光庁長官が今週、韓国を訪れ日本PRの記者会見を開いた。その際、韓国へのサービスのつもりか突然、韓国の国歌を拙い韓国語で歌ってみせた、と話題になっている。
日本の政府高官が記者会見の余興(?)で相手国の国歌を歌うとは…。役人らしくない型破り、あるいは愛嬌で親近感を出そうとしたのか。韓国のマスコミは“親韓派”といって喜んでいたが…。
しかしこれは軽すぎないか。商売のためにこびを売る感じがする。こちらも品のない日本人の風景で戸惑っている。
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