最高価格が4億円を超える超高級マンションで注目を集めたJR大阪駅北側の「グランフロント大阪オーナーズタワー」について、不動産経済研究所は19日、11年の販売分280戸(総戸数525)の契約率が90%に達したとの調査結果を明らかにした。
この物件の場所は、これから開発される地域では「関西で最後の一等地」と呼ばれ、昨年9月に販売が始まった。同研究所の石丸敏之・大阪事務所長は「ここまでの好調ぶりは想像していなかった。長く売り出しを待っていた近畿圏の富裕層が購入に動いたのだろう」と分析している。(田中美保)