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【プロ野球】

阪神・和田監督 ドラ4伊藤和に一目ぼれ

2012年1月21日 紙面から

ブルペンで投手陣を視察する和田監督と山口投手コーチ(左)=鳴尾浜球場で

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 阪神・和田豊監督(49)が20日、ドラフト4位の伊藤和雄投手(22)=東京国際大=に一目ぼれした。鳴尾浜球場の自主トレを視察し、同じく投球練習を見た榎田、秋山らを差し置き、この日のブルペン一押しに挙げた。

 「非常に質の良いボールを投げるというか。きょうのブルペンで一番良かったんじゃないかな。何人か投げたけど、目立っている」。熱く語る和田監督の視線をくぎ付けにしたのは、他でもないドラフト4位の新人右腕だった。この日、指揮官の前でブルペン入りしたのは伊藤和のほか、榎田、秋山、石川、吉岡、玉置、岩本ら若手精鋭。伊藤和は捕手を立たせての30球だったが、1軍戦力の2年目・榎田、3年目の大器・秋山よりもインパクトで勝ってみせた。

 和田監督の声を伝え聞いた伊藤和は「本当ですか!? 良かったです」と初々しく声を弾ませる。新人合同自主トレ第4クール初日のこの日、初めて変化球を投げたが、プロの統一球の滑りに戸惑い「カーブは思ったように抜けなかった」とちょっぴり反省。恩師の古葉竹識・東京国際大監督(75)にかつて教わった「ボールを常に持て」という言葉を思い出し、日常生活から常に球を握って手になじませていく。

 「キャンプではバンバン投げられるようにしたい」と伊藤和。「これは良いんじゃないかという印象を持ちました」と語る指揮官の賛辞を励みに、キャンプ1軍スタートを狙う。 (中谷秀樹)

 

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