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'12/1/20

「せとか」初選果 瀬戸田



 「かんきつの女王」と呼ばれる「せとか」の選果が19日、広島県内有数の産地、尾道市瀬戸田町で始まった。

 JA三原せとだ選果場には生産農家からハウスで加温栽培された計10トンが運び込まれた。パートの女性たち20人が3キロ入りの化粧箱に、10個前後を丁寧に詰めていった。

 せとかは清見とアンコールにマーコットを掛け合わせた晩かん類。JA広島果実連の後藤崇利技師によると、皮がむきやすく、小袋ごと食べられ、外観が美しい―など、かんきつの良さをすべて兼ね備えている。糖度は13度前後。本年度から果実の赤みを増すため反射シートを使用して栽培した。

 20日に広島市中央卸売市場へ出荷。1箱7千円前後になるとみられる。

【写真説明】せとかを1個ずつ丁寧に箱詰めする女性




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