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'12/1/20

京橋会館跡で複合ビル起工式



 老朽化で建て替える広島市南区京橋町の旧市営住宅兼店舗「京橋会館」の解体工事が完了し、19日に起工式があった。高齢者専用の市営住宅を含む複合ビルとして2013年11月の完成を目指す。

 松井一実市長や開発事業者、住民代表約50人が出席した。神事の後、松井市長は「都心の核であるJR広島駅周辺の再開発を推進する先駆けとなる」と期待感を表明した。

 再開発はレガロホテルシステム(中区)が代表の2社の企業体が施工。地上21階、地下1階で、事業費は42億3千万円。国と市が約20%を補助する。

 1、2階にデイサービス施設と保育園▽3〜5階に高齢者向け市営住宅28戸▽6〜9階に高齢者専用賃貸住宅64戸▽10〜21階に分譲住宅72戸―を整備。多様な世代の生活空間となる。京橋町北町内会の村上義弘会長(75)は「新しく入居される住民と知恵を出し合い、地域づくりを考えたい」と話していた。

【写真説明】解体された京橋会館跡であった起工式




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