【福岡】米で心臓移植手術、3歳男児が1年ぶり帰福

01/20 09:20 更新

重い心臓病のため、アメリカで移植手術を受けて成功した3歳の男の子が、およそ1年ぶりに自宅のある福岡市に帰ってきました。19日午後5時半過ぎ、JR博多駅に到着した麻生修希ちゃん。修希ちゃんは生後重い心臓病を患い、早期の心臓移植が必要と診断されました。国内でドナーを待つ時間的猶予がなく、両親らが治療費などの募金を呼びかけ、去年2月にアメリカに渡りました。7月にはドナーがみつかり、移植手術を受けて成功しました。父親の彰久さんは「特に異常はないということで、待ちに待った帰福になりました。温かい支援を頂きましたことに、心から感謝申し上げます」と感謝の言葉を述べていました。修希ちゃんは今後、福岡市内の自宅で生活しながら、月に1回のペースで大阪の病院に通うということです。