Windows のシステムが壊れてしまった場合や、システムの入ったパーティションを書き換えるには、単体で起動可能なリカバリーメディアが必要です。
このリカバリーメディアには、Windowsのシステムは入っていません。(メーカー製のPCに付属してくるリカバリーCDと同じものだと早合点されるといけないので念のため。)
ハードディスクにバックアップした場合は、起動用のOS(Linux)と「Paragon Drive Backup」のプログラムの入った CD/DVD や USBメモリを作成しておきます。
CD/DVDに直接バックアップした場合は、それ自身が起動可能なディスクになっているので、リカバリーメディアの作成は必須ではありません。
●リカバリーメディアの作成
(1)初期メニューから、[Recovery Media Builder](リカバリーメディア作成)をクリックする。
(2)”Welcome to Recovery Media Builder”(リカバリーメディア作成にようこそ)で、[Next] をクリックする。
(3)どんなメディアに作成するか、フラッシュメモリ か CD/DVD かを選択して、[Next] をクリックする。
(4)●Typical(典型的な)
にチェックを入れて、[Next] をクリックする。
(5)記録する装置(ここでは、CDドライブ)を選択して、[Next] をクリックする。
(6)■Eject the disc after writing
にチェックを入れると、ディスク作成が完了したら、自動で取り出すことができます。[Next] をクリックする
●CDから起動することを確認する
ディスプレイアダプタ、外付けハードディスク、USBキーボードなどの周辺装置が正しく認識されないこともありうるので、作成したCDを使って、システムが正常に立ち上がるかを確認しておくことが必要です。
CDやUSBメモリーからシステムを起動させるには、BIOSの変更が必要だったり、起動時にあるキー(F12が多い)を押す必要があったりします。パソコンによって異なりますので、付属のマニュアルなどで調べてください。
以下のような画面になれば、確認が完了です。
◆連載
◆関連記事