FUJIFILM DATA SHEET
Single-8 FUJICHROME RT200

シングル-8 フジクローム RT200

特長 シングル-8フジクロームRT200は、タングステンタイプの光源下で撮影し、MCR-58処理
用途 により高画質の透明陽画が得られる、ISO感度200の高感度8mmカラーリバーサルフィルム
です。
このフィルムは、優れた色再現と豊かな階調を持つ内型カラーフィルムで、室内撮影は
もちろん、舞台、ショー、ナイトゲーム、夕景、夜景など低照度下での撮影に適しています。
また、撮影時の走行安定性や現像処理の安定性にも十分配慮した設計がなされています。

感度 タングステン光源(3400K)……ISO200/24DIN
デイライト(昼光)………………ISO50/18DIN 富士色温度変換フィルターLBA-12使用

光源 RT200はタングステンタイプの光源で撮影した場合に良好な仕上がりになるように、
カラーバランスが調整されています。

<タングステンタイプの光源>
・タングステンタイプの光源にはムービーシネライト(3400K)、スチル撮影用タングステン
電球(3200〜3050K)、一般用タングステン電球などがあります。
RT200は厳密にはシネライト(3400A光源)で撮影したときに最も良好な仕上がりになる
ように、カラーバランスが設定してあります。なお、スチル撮影用タングステン電球や一般
用タングステン電球を光源にして撮影した場合のカラーバランスは、わずかに赤味になります
が、その場の持つ雰囲気を良好に再現した画像が得られます。
・シネライトやその他のタングステンタイプの光源でライティングするときは、近距離から
直接ライトを当てるとコントラストが強くなりすぎますので、ライトを被写体からなるべく
遠く離してセットしたり間接照明したりして、光を拡散させた方がより良い画像が得られます。

<蛍光灯>
・蛍光灯は特定の波長に輝線を持ち、その上数種の蛍光体を組み合わせて使っていますので、
一般にカラー感材にとっては撮影の難しい光源です。RT200は蛍光灯下で撮影するとカラー
バランスが青緑味になりますので、蛍光灯下での撮影には補助光としてシネライトを併用
することをおすすめします。

<昼光>
・昼光下での撮影には、フジクロームR25をおすすめします。
・昼光下でRT200を用するときは、富士色温度変換フィルターLBA-12を併用してください。
(色温度変換フィルターが内蔵されているカメラもあります)
色温度変換フィルターなしでRT200を使用すると、全体に青味の強いカラーバランスに
仕上がります。なお、色温度変換フィルターを併用したときの感度はISO50になります。

<ブルーフラッドランプ>
・ブルーフラッドランプを光源にして撮影する場合は富士色温度変換フィルターLBA-12
を使用してください。

<ミックス光>
・このフィルムは光源適性を十分考慮して分光感度が設計されていますので、タングステン
タイプの光源に外光や蛍光灯の光がミックスされた場合でも、タングステン光の比率が
高ければ、特に色補正の必要はありません。タングステン光の比率が低い場合には、カラー
バランスがやや青味または、やや緑味の仕上がりになります。最良のカラーバランスを望む
ときは、ミックス光の比率に応じた富士撮影用色補正フィルターを使用してください。
例えば、タングステン光と外光とのミックス光で外光の比率が高い場合には、富士色温度変換
フィルターLBA-12を使用してください。

撮影 ・フィルムマガジンをカメラに装填してください。感度は自動セットされます。
・フィルムベースはポリエステル(PET)製ですから、きわめて薄くしかも丈夫です。
・長さ15.25m(50ft)のフィルムがコンパクトなマガジンの中に収められています。
・標準撮影スピード(毎秒18コマ)で3分20秒の撮影ができます。
・撮影途中でフィルムマガジンを交換したときは、そのままカメラ蓋を開けて他のマガジン
と交換できます。この場合取り出したマガジンのフィルム露出部分5〜6cm(0.8秒相当)が
光線引きするだけですみます。また、カメラ蓋を開けると走行カウンターは自動的にゼロに
戻ります。
・フィルムの最初にはスタートマーク(→)があります。
・最後まで撮影するとエンドノッチ(切り込み)が出て、フィルムの送りが自動的に停止します。
・失敗を防ぐためにも、撮影中にフィルム確認窓から巻取り軸が回転していることを監視します。

品種 RT200には、サイレントフィルム、アフレコフィルム、サウンドフィルムの三品種があります。
サイレントフィルムとアフレコフィルムはサイレント用マガジンに、サウンドフィルムはサウンド
マガジンに装填されています。また、アフレコフィルムとサウンドフィルムにはマグネオストライプ
が付いていて音声の録音が可能です。使い分けてください。

保存 未撮影、撮影済みを問わず現像処理前のフィルムは温度、湿度が高いほど感度、カラーバランス、
かぶりなどの写真性能が変わりやすくなるとともに、物理的な悪影響を受けやすくなります。
また、ホルマリンガスやその他有毒ガスがフィルムに触れると写真性能が変化することがあります。
これらの悪影響を避けるためには、現像処理前のフィルムを次のように保存することをおすすめ
します。

・保存場所の温度は10℃以下、特に長期にわたる場合は0℃以下にします。
このとき、開封済みのフィルムはポリエチレンやビニールなどの袋に入れて密封してください。
冷蔵されたフィルムを取り出すときは、室温に戻るまで放置してから開封してください。
・マガジンを装填したカメラの収納には、温度・湿度が共に低く、有害ガスのない場所を
選んでください。新建材(合板類)や新しい家具の中には塗料や接着剤から有害ガスが発生
しているものがありますので、このような場所には収納しないでください。

取扱 <現像処理前のフィルムの取扱い>
・マガジンの装填や取り出しは速やかに行い、長時間、明るい場所に放置しないでください。
特にシネライトや直射日光の下では光線引きの恐れがありますので、これらの直射を避けて
取り扱ってください。
・マガジンからフィルムを引き出したり、折り曲げたりしないでください。万一、フィルムを
引き出してしまったときは、フィルムにゴミやキズなどをつけないように注意しながら、
マガジンに表示されている矢印の方向に巻取ってください。このとき、単に巻取り軸を矢印の
方向に回転させるだけでなく、フィルムをマガジン内に送り込みながら巻取る必要があります。
・フィルム外箱に記載してある使用期限内に必ず撮影を終了し、できるだけ早く現像を依頼
してください。

<現像処理後のフィルムの取扱い>
・現像処理後のフィルムに指紋やゴミがついてしまったときは、フィルムクリーナーをしみ
込ませた軟らかい布で静かにふいてください。
・現像処理済みのフィルムは、当たっている光(特に紫外線)が強いほど、また温度や湿度が
高いほど画像が変退色しやすくなります。これらの悪影響を避け、画像を長期間安定に保つ
ためには現像処理済みのフィルムの保存場所を次のようにする必要があります。

1)温度を20℃以下、相対湿度を60%以下にします。
2)直射日光を避けるだけでなく、できるだけ暗くします。

・マグネオストライプ付の録音済フィルムは、磁気の影響のない場所に保管してください。
・このカラーフィルムの色素は他の色素と同様に年月の経過により変化します。
その点についての補償、代償はご容赦ください。

現像 現像処理……MCR-58 (フィルム価格に現像料金は含まれていません)

編集 編集・接合には、シングル-8用のスプライサーとスプライシングテープを使用してください。
ポリエステルベースを使用していますので、フィルムセメントなどでは接合できません。