震災の追悼式典 東京で開催へ
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震災の追悼式典 東京で開催へ

1月20日 7時26分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

政府は、東日本大震災の発生から1年となることしの3月11日に、犠牲者の追悼式典を東京で開くことになりました。

政府関係者によりますと、死者と行方不明者が合わせて2万人近くとなった大震災を受けて、ことし3月11日の午後、東京・千代田区の国立劇場で犠牲者を追悼するための式典を政府の主催で行うことになりました。式典には天皇皇后両陛下が出席して天皇陛下がおことばを述べられるほか、犠牲者の遺族や海外からの来賓、それに野田総理大臣などの閣僚らが出席する予定です。また、会場では、岩手と宮城、それに福島の各県で行われる追悼式典の会場と中継を結び、巨大地震が発生した時刻と同じ午後2時46分から全員で1分間の黙とうを行うことにしています。今回の式典は、当初、東北で行うことも検討されていましたが、被災地が広い範囲に及ぶことなどから、各地と結ぶ形で東京で開催することになりました。災害の犠牲者を追悼する式典は、阪神・淡路大震災の翌年以降、兵庫県などが開催している例がありますが、政府が主催して行われるのは今回が初めてだということです。