04.途上国とのモノづくりネットワーク
2.製造業における海外生産比率の推移
日本の製造業の売上は、約2割を海外に依存
企業の海外事業展開を「相互依存度」という観点からみる場合の代表的な定量指標として、「海外生産比率(※)」がある。製造業について海外生産比率の推移をみると、1995年度の8.3%から年々上昇し、2005年度には16.7%と倍以上の水準にまで上昇している。日本の製造業の売上を生産国でみると、海外への依存度が年々高まっていることがわかる。
(※)海外生産比率=現地法人売上高/(現地法人売上高+国内法人売上高) ×100(%)
[日本の製造業の輸出比率と海外生産比率の推移]
出所:輸出比率は総務省統計局「産業連関表」、海外生産比率は経済産業省「海外事業活動基本調査」に基づきJICA調査団作成