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【サッカー】

清武 別メニューで調整 2.5シリア戦出場を最優先

2012年1月20日 紙面から

 【グアム松岡祐司】発熱のため離脱していたU−23日本代表候補のMF清武弘嗣(22)が19日、当地での強化合宿に合流した。チーム練習には加わらず、ウオーキングなど軽めのメニューを消化。清武は「もっとできると思うけど徐々にやっていければいい」と体調の回復を慎重に見極めながら、五輪アジア最終予選のシリア戦(2月5日・ヨルダン)への出場を最優先に特別調整することになった。

 病室からようやく戦場に“帰還”。過酷な体力メニューに悲鳴を上げる同僚を横目に、清武はメディカルスタッフと協議の上、軽めのメニューを消化した。屋内施設で約1時間、ストレッチやエアロバイクをこなし、その後は陸上トラックをゆっくり4周歩いた。笑みが絶えない。ギラギラと照りつける太陽さえも、入院生活を送っていた清武には心地良かった。

 「残り3日間はできるだけコンディションを上げたい。みんな以上にやらないといけない」。清武はそう話す一方で、「焦らずに1つ1つのことをやっていければ。できるだけ早く合流したいけど、焦っても体を壊してしまう」と話した。

 体調の回復状況を細かくチェックしながら全体練習への合流時期を探っていくが、最優先すべきターゲットはシリア戦。グアムでは回復に努め、カタールで本番仕様に仕上げていく計画だ。

 同僚からは手荒い“歓迎”が待っていた。合宿5日目にして合流した清武に対して、「リハビリ施設じゃないぞ」「(菌を)移すなよ」−。すべてはエース復帰への喜びと期待の表れ。「シリアに勝てば大きい。試合に出られるよう体調を整えていきたい」と清武。尻上がりに調子を上げ、シリア狩りに臨む。

 

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