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2011年10月27日9時3分

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禁煙薬服用後に失神、注意喚起後も事故6件

 厚生労働省は26日、禁煙治療の飲み薬「チャンピックス」(成分名・バレニクリン)について、意識障害の副作用に注意するよう呼びかけた7月以降、飲んだ後に自動車を運転した6人が意識を失うなどして事故を起こしたと発表した。他人を巻き込んだ事故はないという。厚労省は、服用期間中は運転しないよう、指導の徹底を医療機関に求めている。

 厚労省によると、6人は30代〜80代の男性。車が側溝に落ちて1人が軽傷を負ったという。

 チャンピックスは意識障害の副作用が出ることがあるとして、厚労省が7月、医師向けの説明書を改めるよう販売元に指示。服用期間中は運転をしないよう注意喚起していた。厚労省は「仕事などで運転する人は、ほかの薬を使うなど、医師と相談してほしい」としている。

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