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2012年1月19日(木) 19:14 |
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高松市で龍をテーマにした作品展
年の干支・辰にちなんで龍をテーマにした特別展が、高松市の香川県立ミュージアムで開かれています。
龍は古代中国の空想上の生き物で、日本には弥生時代に伝わったとされています。 雲をおこし雨をもたらす雨乞いの対象として祭られ、その神秘的な姿は、いにしえより数多くの美術工芸品のモチーフとなっています。 会場には、そうした龍をテーマにした掛け軸や絵画など約35点が展示されています。 室町時代後期に京都の禅僧が描いた水墨画「双龍図」は、龍が波から飛び出す姿を力強く表現しています。 江戸時代の掛け軸は、鯉が滝を登ると龍になるという中国の故事にちなんだ作品で、立身出世の象徴として描かれました。 企画展は。来月5日まで香川県立ミュージアムで開かれています。
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