| 2012年 1月 19日 |
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ノリの色落ち対策へ苫田ダム放流
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岡山県下の漁場で大規模に発生している養殖ノリの色落ち被害を防ぐため、苫田ダムの緊急放流が19日から始まりました。緊急放流は海に流れ込む栄養分を増やすために現在の放流量に毎秒4トンを上乗せするもので、今月23日の午前9時まで行われます。児島湾周辺など養殖ノリの産地では、先月以降雨が少ないことや海の栄養分を吸収する植物プランクトンが発生していることからノリの色づきに必要な栄養分が不足し大規模な色落ち被害が発生しています。県によりますと今月12日に行われた3回目の入札の時点で、入札額の合計は平年の59.2パーセントにとどまっているということです。県では漁場の海域の栄養分を調査し、色落ちに対する緊急放流の効果を検証することにしています。
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母親殺害の疑いで長男を送検
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17日、玉野市の自宅で母親を包丁で刺し殺害したとして逮捕された39歳の長男が19日殺人の疑いで岡山地方検察庁に身柄を送られました。送検されたのは、玉野市八浜町波知の無職堀口和貴容疑者(39)です。警察の調べによりますと堀口容疑者は17日正午すぎ、自宅で母親の理久子さん(67)の背中を包丁で刺し殺害した疑いです。警察では、事件発生後、行方不明になっていた堀口容疑者を自宅から約500メートル離れた山の中で発見し、殺人未遂の疑いで逮捕しましたが、母親が死亡したため容疑を殺人に切り替えて調べていました。警察の取り調べに対し堀口容疑者は、「母親を包丁で刺した」と容疑を認めているということで、今後、犯行の動機などについて調べることにしています。
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うどん県副知事あて年賀状 抽選会
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香川県が実施していたうどん県副知事あてに年賀状を送るキャンペーンで、プレゼントの当選者を決める抽選会が東京で開かれました。これは去年香川県が行ったPRキャンペーン「うどん県」の副知事で県出身の俳優要潤さんに年賀状を送ろうと募集していたものです。県名を「うどん県」に改名するというユニークなアイデアが受け全国的に話題となったことから、寄せられた年賀状は予想を大きく上回る2689通に上りました。差出人は北海道から沖縄まで全国に及び、中には香港やシンガポールから送られてきたものもあったということです。抽選会では、要潤さんが「うどん県」キャンペーンの反響の大きさにあらためて驚いた様子で、寄せられた年賀状に目を通していました。年賀状の中から10人が抽選で選ばれ、香川県の特産品オリーブ製品の詰め合わせが贈られることになっています。
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小学生が「おいでまい」試食会
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うどんだけじゃないんです。小学生が体験学習で栽培した香川生まれの新しい米「おいでまい」の試食会が19日丸亀市で開かれました。この試食会は丸亀市の城坤小学校で開かれたもので、5年生の児童34人が参加しました。城坤小学校では3年生から5年生を対象に毎年種まきから収穫、販売までを行う米作りの体験学習を実施していますが、去年香川県の奨励品種に採用された新しい米「おいでまい」を栽培し、秋に約360キロの米を収穫しました。そして、家庭科の授業で自分たちで収穫した「おいでまい」を調理し、みそ汁と一緒に試食しました。香川県で開発された「おいでまい」は、県内で最も多く生産されている「ヒノヒカリ」に比べ高温に強くコシヒカリ並みの粘りと味があるとされていて、県では3年後に1000ヘクタールの作付けを目指すことにしています。
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