1月15日(日)
最近発足した(?)「川根女子部(仮称)」のメンバー4人で
フィールド吹き矢大会に参加してきました。
詳しくはメンバーの一人「川根のみのりん」のブログをご参照ください(笑)
川根本町を離れ、向かった先は富士山のお膝元・富士宮市。
「富士山カラダの学校」が主催です。
川根女子部としては、
「今後、川根本町の町おこしのひとつとして
フィールド吹き矢を取り入れることはできないだろうか?」という思惑で、
まずは自分たちで体験してみることになったのです。
結論としては、「こんなにオモシロイことをやらない手はない!」ということです。
通常、吹き矢って室内でやるイメージがありますが、
フィールド吹き矢の場合は当然、野外なわけです。
今回はチーム対抗戦ということで、私たちは「川根女子」で登録。
他の参加者は年配の方も多かったので、
「どうする? 私たちが優勝しちゃったら〜!」なんて
調子をこいていたんですが…(笑)
まずは、吹き矢インストラクターの指導のもと
呼吸方法や姿勢、吹き方などを習います。
吹き矢って腹式呼吸をするからとっても健康にいいんだそうです。
また、弓道や剣道、空手道みたいにきちんと礼節(吹き矢道?)があって、
礼に始まり礼に終わります。
集中力を要するわけですね。(この時点でかつこには向いてないよーな)
そして試し吹き。
的が近い&障害物がないので、意外と簡単に当たります!
この時点で「な〜んだ、簡単じゃん!」と浮き足立ってしまいました。
さて、いよいよ対抗戦がスタート☆
渡された地図を見ながらコースを回ります。
回る順番は自由。
1か所で一人が2回チャレンジできます。
難易度によってポイントが1〜7倍になり、その得点が高いチームが優勝です。
ゴルフとおんなじでスコアは自主申告制。紳士のスポーツなりよ。
ここは簡単なので、点数×2倍です。
んでも、木や枝が邪魔をして当たらないんだなぁ…
円状の的が地面に書かれているパターン。
真ん中に入れば得点が7倍! でも距離感が難しいノダ。
ファーーーッ! 「何点、何点?」と駆け寄る女子たち。
ちょっと的が遠くなったよ。木と木の間を狙え!
ひぇ〜、的が揺れている! 当たれば得点が5倍に☆
風を読むために精神統一中。
難易度の高い箇所(遠い場所にある)を回って高得点を狙うか、
簡単な箇所(近い場所にある)で小刻みに得点を重ねていくか…
制限時間が1時間なので、作戦も重要です。
しっかし、富士山の麓で空気もいいし、たくさん歩くので適度な運動にもなる。
この日はめっちゃ寒かったけど、次第に体がポッカポッカしてきました。
制限時間が近づいてくると急ぎ足に!
制限時間を1分過ぎるごとに得点がマイナスされていくからです。
結局最後は残り2分というところで、猛ダッシュ!!
久しぶりに走って、4人とも息切れしまくりでした(汗)
「川根女子」まずは体力づくりから始めなきゃいけんかも…
結局すべてのポイントを回れず、的にもたいして当てることすらできず、
散々な結果に終わりました。
「優勝しちゃうかも?」なんて一瞬でも思った自分が恥ずかしい。
あれっ? 見覚えのあるご夫妻を発見!
焦ることもなく二人マイペースで楽しんでいた模様。
さて、ゴールした後は遠矢(とおや)にチャレンジ。
これは個人で矢を放って、飛ばした距離を競うものです。
女子の肺活量には限界があるようで、私は32m。
他のメンバーも30m前後でした。
最長記録はどっかのおじちゃんで50m超えてたとか…
最後は表彰式。
私たちの得点とはケタ違いのチームがたくさんいました。
狙った獲物は逃しまくりの「川根女子」。
スナイパーへの道のりは程遠い…
まだまだ修行が足りないようです(汗)
でもでも、すっごく楽しいです。
健康にもいいし、子どもから大人まで無理なく楽しめる!
室内だけじゃなく、町内のキャンプ場を利用して
フィールド吹き矢を実現させるのは、そう難しいことではないような気がします。
吹き矢セット(的、矢、スティックなど含む)は買えば1万2千円前後だそうで、
とりあえず「富士山カラダの学校」でレンタルもできるんだとか。
インストラクターの方に「川根本町にも来てください」とお願いすると
「いいですよ〜」と快諾してくれたし。
こうしていろんな可能性を発見し、フィールド吹き矢大会は終了したのでした。
その後、富士市内のカフェとレストランをハシゴしながら、
今後の「川根女子部」の活動について具体的な話し合いをしました。
とりあえずは趣旨に賛同してくれる仲間集め。
チラシを作って町内のいたる所に貼らせてもらったり、
個人的つながりで宣伝していくことに。
活動としては、
まったく新しいことを始めるのではなく、
エコツーでやっているような既存のイベントを女子主体でやるとか、
軌道に乗れば他の団体とコラボできるといいね〜とか、
「まずは2月、3月あたりに第1回を開催できるようにしよう!」
ということになりました。
4人で話し合っていると、どんどん実現できそうな気がしてくるから不思議。
ただの“夢見る夢子ちゃん”や“言うだけ花子さん”ではなく、
みんなの言葉に重みや深みや具体性がある!
それぞれが今までの人生で培った経験やノウハウを持っているからじゃないかなぁ。
みんないいお歳だもんね!(って私が最年長か)
「なんだか楽しそうだな〜!」とか「私も一緒にやりたいです」と
関心を持ってくれた方がいれば、かつこまでご一報を↓
kanchan5yorogadi☆hotmail.co.jp (☆を@に変えてね)
そのうちアナタの元へスカウトしにいくかもよ!?
協力隊の活動も残り2か月を切った頃になって
川根本町での生活が俄然、楽しくなってきた。
中途半端で去っていくのは嫌だなぁ。
できればこの町に残りたいな〜 なんて。
そう思わせてくれる出会いや出来事がたくさんあって、本当にうれしい。
それだけに切ない。
サイコロはどう転がっていくのでしょうか… あぁ、人生ゲーム。
あの夫婦は、3年前に全国茶品評会で農林水産大臣賞を受賞した型ではないでしょうか?
しかも、旦那さんは狩猟免許を持っているスナイパー。(鳥獣保護員もしている方なので、野生鳥獣との共存もいつも気にかけてくれています)
奥さんの心とお茶のお客様の心を見事に射止めるスナイパーでもありますね。ちなみに、私の心も射止められている。
それにしても、フィールド吹き矢に現れるとは・・・・。