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2012年1月19日10時1分

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ギリシャ債務削減交渉、再開 民間の債務削減案難航

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 ギリシャの債務(借金)削減交渉が18日、アテネで再開した。ギリシャへの追加融資の前提となる民間投資家の自発的な債務削減を話し合っているが、交渉は難航している。ギリシャは3月に大量の国債の借り換えが予定され、追加融資が必要だ。交渉が頓挫すれば、債務不履行(デフォルト)になる恐れがある。

 民間投資家の窓口となる国際金融協会(IIF)がギリシャ政府と交渉している。昨年10月に決まったギリシャへの追加支援策では、銀行などが持つ2千億ユーロの国債のうち50%を自発的に減免する予定だった。だが、その後のギリシャの景気悪化で実質70%まで上積みされるという見方もあり、投資家も受け入れ難い状況にある。19日も交渉を続ける。

 ギリシャのパパディモス首相は、合意されなければ、民間投資家に強制的に損をさせる法律を検討すると報じられている。(ロンドン=福田直之)

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