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【大リーグ】

青木「長かった…」 ブ軍と契約成功、お疲れ帰国

2012年1月20日 紙面から

 ヤクルトからポスティングシステム(入札制度)を用いてブルワーズと2年契約に合意した青木宣親外野手(30)が19日、成田空港に帰国し、「ようやくスタートラインに立てた。ホッとしている」と疲れをにじませた表情で語った。

 ブルワーズとの1カ月間の独占交渉が締め切られる当日の現地時間17日(日本時間18日)、ようやく合意に達した。いてもたってもいられず5日に渡米し、日本に降り立ったのは2週間ぶりだ。黒いニット帽を目深にかぶり、寒そうに背を丸めた青木は「長く感じました」とポツリ。20日に東京都内で入団会見が予定されているためか、「詳しくは明日、話します」とだけ話し、足早に迎えの車に乗り込んだ。

 心中は複雑だろう。2年間のメジャー契約とはいえ、ブ軍の外野レギュラーは完全に固定されている。日本で3度の首位打者に輝いた“安打製造機”でも、出場機会を保証されない立場でのスタートを強いられる。契約合意の直後、メルビンGMは「チャンスは与えるが、キャンプでのプレーを見なければ正確な役割は決められない」と、奥歯に物が挟まったような物言いだった。それでも、夢をかなえるための突破口に立ったのは確かだ。あとは実力で“AOKI”の名前をブルワーズファンに覚えてもらう。 (廣田学)

 

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