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脱原発:首長会議、南相馬市長ら8人で発足へ

 東京電力福島第1原発事故を受け、横浜市で14、15日に開かれた「脱原発世界会議」に参加した福島県南相馬市の桜井勝延市長ら8人が「脱原発市区町村長会議」(仮称)を発足させることを決めた。来月中にも準備会を設立する方針。原発に頼らない社会に向け、首長らのネットワーク作りを進める。

 最終日の15日に開かれた「脱原発・首長会議」には南相馬市のほか、福島県双葉町、千葉県長生村、東京都世田谷区、静岡県の湖西市と牧之原市の首長らが出席。中部電力浜岡原発の永久停止を求める西原茂樹・牧之原市長は「福島の現状を見たら誰だって原発を止めたいと思う」と訴えた。

 井戸川克隆・双葉町長は「(脱原発には)多くの人の声が必要」と脱原発市区町村長会議の設立を歓迎した。既に参加の意思を伝えてきた首長もいるという。【高橋直純、加藤小夜】

毎日新聞 2012年1月16日 21時14分

 
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