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【プロ野球】

巨人はやりすぎ 星野監督が“口撃”

2012年1月20日 紙面から

 宿敵に宣戦布告や!! 楽天の星野仙一監督(64)が19日、巨人の大補強に対して猛烈にかみついた。今オフはDeNAから村田、ソフトバンクから杉内やホールトンを獲得するというなりふり構わぬ攻勢をかけたが、これが闘将の逆鱗(げきりん)に触れた。

 「巨人はやりすぎやっ!! 前はガッツ(小笠原)とグライシンガーとラミレスを取って、今度は4番とエース」と言葉に怒りを込める星野監督。巨人を盟主と認めてはいるが、球界全体のことを考えると苦言が口を突く。「今のままじゃ、また人気がなくなってしまうわ」。ボルテージは上がる一方だった。

 今オフの両軍は前フィリーズ・マシソンの争奪戦を展開。しかし楽天は、資金面で折り合いがつかずに獲得を断念。守護神候補と期待していた右腕は、楽天を上回る1年約7800万円(推定)を提示した巨人に入団した。あらためて“巨人的体質”を感じたようで「トレードマネーが高すぎる。オレは全体のことを考えて突っぱねたが、あれじゃ日本がなめられる」と強調した。

 昨季のCS後に「少ない戦力」と口走った原監督も切り捨てた。「あんなこと言ってたら笑われるよ」。返す刀で「トレードといっても出すのは補欠の補欠。これが巨人のDNAや」と編成面もバッサリだ。今年初めての宿敵へ宣戦布告。勝負の2年目に向け闘将が熱くなってきた。(川越亮太)

 

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