接骨院に2週間しか通院しなかったにもかかわらず、5カ月以上通院したことにして保険金をだまし取ったとして、暴力団の幹部と接骨院の院長らが逮捕されました。

 指定暴力団山口組系幹部の桂川和信容疑者(59)、東京・台東区の接骨院院長・沖中一彦容疑者(37)ら3人は一昨年1月から約1年にわたって、通院日数を水増ししたうその診断書を損害保険会社に提出して、傷害保険金約45万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。警視庁によりますと、桂川容疑者は腰を2度ねん挫して沖中容疑者の接骨院に計14日通院しましたが、診断書には153日通院したと記入されていました。沖中容疑者は「水増しして請求したことに間違いない」と容疑を認めていますが、桂川容疑者らは否認しています。

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