去年8月、静岡県浜松市で5人の死者を出した天竜川舟下り事業の廃止が確実となりました。

 去年8月、浜松市の天竜川で舟下りをしていた舟が転覆し、乗っていた5人が死亡しました。事業を運営していた天竜浜名湖鉄道が撤退を決めたため、委託していた地元の天竜観光協会は、「今後の継続は不可能」という結論を出しました。安全管理態勢を万全にした場合、経費がかさみ、事業の新たな引き受け手が見つからなかったためです。来月末までに引き受け手がなければ、60年以上続いた浜松市の天竜川舟下りは姿を消すことになります。

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