東京の都心などで初雪を観測

1月20日 4時38分

低気圧の影響で関東甲信の山沿いを中心に雪が降り、東京の都心と横浜市では初雪を観測しました。２０日は、関東南部の平野部でも、ところによってうっすらと雪が積もる見込みです。

気象庁によりますと、南の海上の低気圧の影響で東日本と西日本の広い範囲で雨が降り、関東甲信などでは寒気の影響もあって、１９日夜から山沿いを中心に雪が降っています。関東南部の平野部では、１９日夜遅くから次第に雨がみぞれや雪に変わり、東京の都心では午前３時５０分ごろ、横浜市でも午前４時１０分ごろから、それぞれみぞれが降って初雪を観測しました。初雪は平年に比べて東京の都心で１７日、横浜市で１３日遅くなりました。低気圧が東へ進むため、２０日は、西日本の雨は次第に弱まりますが、関東甲信や東海などでは夕方前後にかけて雨や雪が続き、山沿いを中心に雪が積もる見込みです。関東南部の平野部では、ところによってうっすらと雪が積もる見込みですが、昼前後には雨に変わるところが多いと予想されています。気象庁は、雪や路面の凍結による交通への影響などに注意するよう呼びかけています。