設立趣意書

 

 

 

 

~福島の子供の健康に生きる権利を守る事は日本の将来を守る事に繋がります。~  

 

 2011年03月11日の福島の原子力発電所の放射能問題は、か月を経過した現在でも終息時

期の 目処はたっていません。その間に、福島県内では、30キロ圏内の住民の方々の避難は行わ

れました が、世界的な通例として避難が必要であると考えられる圏内の方々への避難勧告は 出さ

れず、危険区域内と考えられる地域で住民の方々は現在も生活をしています。  

 

体内被曝の検査を心配しながら待っていた福島の方々の検査結果は、

会の理事長であるクリストファー・バズビー博士は、7月に日本に滞在し実際に福島や東京などで

ガイガーカウンターを使用した放射能数値の検査をいたしました。その数値は、博士が考えてい

た以上 に高数値であり深刻な数値でした、同時に、既に発表されているセシウムや放射性ヨウ素以

外の多数 の放射性物質が確認され、想像以上の危険性・緊急性を感じました。

 

バズビー博士は、福島の放射能数値、並びに流出放射性物質の種類を検査した結果、将来的に考

て、チェルノビリ以上の死者がでるであろうと予測しました。

そして、現在の日本の対応・福島県の対応は、多数の罪のない福島の子供の体を汚染し被爆さ

せる であろうという見解から、人道的に考えて、子供達を救済するべきであるとテレビや記者会見な

どで訴え てきました。

 

しかし、残念ながら、月に入った現在でも、子供達は、効果の期待不可能なマスクをし、放射能に

汚染 された道を学校に向かい、ガイガーカウンターが振り切れるような公園で遊び、放射能に汚染

された可 能性のある給食を口にしています。

 

このような状況で生活する子供達が、決して発病しないと、大人たちは確信しているのでし

 

ょうか?

今すぐに病気にならなのであれば構わないのでしょうか?

大人達が作った原子力発電所です。

子供達には罪はありません。

大人達には、311日以前同様に、子供の成長を守 り、生きる権利を守らなくてはならないという責任があります。

 

 

そして、もし、万が一、発病してしまった場合は、訴訟を起こし、その訴訟が、子供達にとって不利な裁判にならないように見守る責任もあります。 

バズビー博士は、長い間、放射能利権やそれに関係する裁判を見てきました。

 

同時に、多くの罪のない子供達が、犠牲になるのを見てきました。

力のない弱者である善良な市民が、いつも犠牲になり、病にしても、障害を持って生まれ、施設で死んでいった子供達も、そして、それらを訴える裁判にしても、すべてが、悲しい結末で終わりました。

しかし、それらの惨い歴史の中で、バズビー博士が経験した事を、今度は、福島の方々に伝え、一人でも多くの子供達を守っていかなければならないとバズビー博士は考えています。

このような状況の中、人道的に考えても福島の子供達の健康に生きる権利を尊重し守ることが、世

界的 に必要な使命であると考えています。

 

*CBFCFは、福島の子供達・同時に、80キロ圏内で生活をしている子供達は、即時、避難するこ

 とを 推奨いたします。

 

*CBFCFは、福島の子供達が、健康に生きる為に必要なアドバイスを行い、子供たちを出来る限り

 守 り救助するために行動いたします。*

 

今回、この考えに賛同してくださった世界の有識者の方々と共にNPO CBFCFを設立する事を

決定 たしました。福島の子供達を救済するために、CBFCFは、国境や言葉の違いを超え、世界

の子どもの NPOの各団体市民、専門家などと幅広いネットワークを形成し現在の福島の子供

達を救済する めには何が必要か?を考え、同時に、子どもに関わる諸機関とも連携しながら、

 

「子どもに必要な*放 射性物質の計測状況*に関する情報収集と発信」、および「内部被爆・放射

能汚染状況下での子育て の新システムと子供達の成長を支え合う基盤整備」を進めていきます。

 

現在の日本に必要な事は、すべての子供達に対し分け隔てなく、放射能という未知の脅威の中で生

するための新社会をつくる事であるとCBFCFは考えます。これらの行動が、すべての子供たち

が健康 に朗らかに生きていくことができる社会 を創っていくことに繋がると信じます

 

CBFCFは、国境や言葉の違いを超え、今後、歴史に刻まれるであろう、この未曽有の大惨事の中

で、 最も大切な子供達の成長を支える世界の創造をめざして、ここに特定非営利活動法

ChristopherBusby Foundation for the Children of Fukushima を設立いたします。