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柿本商事、11月3日に第2回「恋文大賞」受賞式

 京都の紙商、柿本商事梶i柿本新也社長)が創設した心の手紙、いちばん想いを伝えたい相手への強いメッセージを表わす「恋文大賞」に、今年も全国から9000通近い応募があった。その「第2回恋文大賞」の受賞者発表、受賞式が11月3日の文化の日に京都市東山区のウエスティン都ホテルで開催された。
 始めに柿本社長が「今回は手紙(文章)部門とビジュアル(絵手紙・絵本)部門の2本だてにし、小中高生の部を入れて8部門の編成になった。応募総数は昨年の1372通の7倍近い9000通近くもあり審査も苦労した。現在はITのお陰で瞬時に世界各国の情報を得ることができる。それぞれ地域の文化・生活を見ることができる時代となった。この賞も今回北海道から九州まで全国からの手紙の中で地域に根付いた生活・文化・歴史を守っていこうという人達の心強い意気込みを十分に感じることができた。全国からの応募の方々にお礼を申し上げる」と挨拶。
 審査員は壇太郎氏(エッセイスト)、佐藤典司氏(立命館大学教授)他5名。小中高生の応募が7割以上を占め、小学生11名、中学生6名、高校生10名の入賞があった。大賞4作は女優の壇ふみさんが朗読した。
 受賞作品は次の通り。
 【手紙部門・一般の部】▽大賞2作品=「『決意の日』父さんへ」角谷千飛路(北海道札幌市)、「あなたへ」菅原文子(宮城県気仙沼市)▽壇太郎賞2作品=「大好きな母さんへ」吉村金一(佐賀県鹿島市)、「忘れないでほしい、我が家の礎」小角亨(奈良県奈良市)
 【井上雅之特別ビジュアル賞】3作品=「肉が好きな人たちに」窪寺敬三郎(愛媛県伊予市)、「いとしのいてる」尾身伝吉(新潟県十日町市)、「『9738 408』×5」鈴木直丈(福島県いわき市)。
                              (紙業日日新聞


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