PCウイルス感染させた疑い 男6人逮捕
アダルト動画サイト閲覧者のパソコンにウイルスを感染させ、 消すことが難しい料金請求画面を繰り返し表示させたとして、 県警、 京都府警、 埼玉県警の合同捜査班は18日、 東京都のインターネット関連会社社長、 堀本真也容疑者 (33) ら6人を不正指令電磁的記録 (ウイルス)供用の容疑で逮捕したと発表した。
逮捕されたのは堀本容疑者の他、 大阪府の会社役員、 水木こと小林茂俊 (42)、 和歌山市秋月の無職、 役田幸一 (43)、 神奈川県の会社員、大屋敷亮 (32)、 和歌山市三木町の飲食店店員、 久門勇介 (24)、 東京都の職業不詳、 河島一範 (28)の5容疑者。
同班によると、 昨年10月5日午後2時50分ごろ、 堀本容疑者らが開設したアダルトサイトを通して、 サイトを閲覧した山梨県の男性のパソコンにウイルスを感染させた疑い。 男性は困惑し、 画面を消すために指定された口座に6万9000円を振り込んだという。 同班は、 被害者は少なくとも数百人、 被害額は総額1200万円以上に上るとみている。
ウイルス供用罪の改正刑法が昨年7月に施行されて以来、営利目的での摘発は全国で初めて。
堀本容疑者は 「事実と違う」 と容疑を否認しているが、 他5人は容疑をおおむね認めているという。
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