福島県二本松市で、ストーブ用の薪の灰から一般のごみとして処分して良いとされている値の5倍を超える放射性セシウムが検出されました。
高い放射線量が検出されたのは、二本松市の住宅の庭に積んであったケヤキとクリの薪です。環境省によりますと、去年11月に薪を燃やして測定した結果、1キロの灰から最大で4万3780ベクレルの放射性セシウムが検出されました。煙からも放射性セシウムが検出されましたが、極微量で無視できる程度だということです。環境省は、福島県を中心として汚染状況重点調査地域の8つの県に対し、薪の灰を収集するよう通知しました。家庭でも自治体が収集するまで袋に入れて保管するよう呼びかけています。