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大阪府警:死亡事故誘発 自転車の男に「免停」

 大阪市浪速区で昨年5月、国道を横断する自転車を避けようとしたタンクローリーが歩道に突っ込んで男性2人が死亡した事故に絡み、大阪府警は19日、事故を誘発した重過失致死の罪で実刑判決を受けた自転車の男(61)の中型免許(旧普通免許)を180日間停止する処分を出した。府警によると、自転車での事故がもとで運転免許を停止するのは全国で2例目だという。

 道交法は自転車で事故を起こした運転者が車などで危険な運転をするおそれがある場合、警察は最高で180日間の免許停止処分ができると規定。府警は男が普段から無謀な横断を繰り返していたことなどから、車でも事故を起こす可能性があると判断した。【服部陽】

毎日新聞 2012年1月19日 19時39分(最終更新 1月19日 20時16分)

 

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