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【プロ野球】

原巨人は「8時だョ!全員集合」 夜間素振り部屋へ野手20人集結

2012年1月19日 紙面から

会議を終え記者の質問に答える巨人の原監督(中)=ジャイアンツ球場

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 これぞ巨人版「8時だョ! 全員集合」だ。巨人の宮崎キャンプ宿舎に、全員参加の夜間素振り部屋が設置されることが18日、分かった。攻撃力強化のため、一日の練習を終えてホテルに戻ってから再びスイングの時間を課す地獄のメニュー。コーチ会議のため、ジャイアンツ球場を訪れた岡崎ヘッドコーチが明らかにした。

 今キャンプでは1軍メンバーを例年より少ない38人に絞る予定。素振り部屋行きの対象となるのは20人の野手だ。岡崎ヘッドは「宿舎に部屋をつくってもらって、夜はスイングの時間をつくります。20人全員来てもらう。選手同士で話すことで、バッティングに対する考え方を勉強してほしい」と説明。全員参加にすることで、ベテランも若手も関係なく、お互いの打撃を観察することを可能に。バッティング談議に花を咲かせる中で、さらなるレベルアップを図ってもらう考えだ。昨年の秋季キャンプで同様の試みがあったが、高橋、谷らベテラン組も参加する春季キャンプはさらなる相乗効果も期待できる。

 「昨年はいろいろな要員があったにせよ、得点力が大幅に落ちた。チームとして攻撃に重きを置いていく」と岡崎ヘッド。夜間スイングは夕食後となる見込みで、選手にとってはまさに朝から晩まで野球漬け。3年ぶりのV奪回へ、“ちょっとだけよ”とはならずに目いっぱい、鍛え上げていく。 (臼杵秀之)

 

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