マギ 11巻 とにかくバトルが熱かった!
マギ 11巻 (少年サンデーコミックス)
大高忍
バトルが熱い!
関連記事は以下
マギの感想一覧へ
11巻が発売されました。
前回は久々の迷宮攻略でしたが、今回は雰囲気が一転。
敵も味方もエンジン全開で、

バトル開始!
黒い魔人も現れて激しい戦いが繰り広げられます。
今回の見所はやはりこのバトルでしょう。
いきなり現れた割に敵はかなり強力で、
カシムとの戦いを思い出させるほどの熱い戦いを見せてくれます。
極大魔法なんてものまで出てきちゃうし、
かなり盛り上がります。
これだけでも面白いんですが、
ここで更に盛り上げてくれるのが敵の素性です。
こいつらはただの嫌な敵というわけではなく、

元々は真っ当ないい奴らだったんです。
しかし悲劇的運命に巻き込まれ、
その結果運命を恨み、堕転してしまった。
つまりカシムと同じなんですよ!
憎い敵なら心置きなくぶっ倒せますが、
こうなると非常にやりづらい。倒しにくい。
だからアリババも葛藤するんですが、
ここで役立ったのがソロモンの知恵。

「僕の力は・・・その闇を晴らせる可能性を秘めてるんだ!」
今回はこのソロモンの知恵の詳細な力も説明されます。
で、これがすごすぎるんですよ。
人がこれまで見聞きしたもの、感じたことを全て知ることができて、
しかもそれはもう死んでしまった人や、過去のあらゆる人についても可能で、
その記憶を他人に見せることすらできる。
はっきり言って無敵ですよ!
古今東西のあらゆることを知ることができるわけですからね。
敵の言ってた「全知」という表現がぴったりな力です。
こうしてアラジンはソロモンの知恵を使って敵の過去を知り、
その死んでしまった大切な人を呼んできて対話させ、
敵を堕転から救い出します。
こう見てるとソロモンの知恵こそ堕転から救う唯一の方法なのかもしれません。
運命を恨むきっかけって、たいていの場合は誰かの死でしょうからね。
その人が蘇ってきて説得してきたら、そりゃ運命への復讐心も消えようというもの。
こうして最後には敵を堕転から救い出し。このバトルは無事終結します。
面白かった!
ソロモンの知恵の謎も明かされたし大満足です。
しかし少し疑問に思ったこともあります。
この作中世界での「運命」は絶対的に正しいのか?と。
アル・サーメンが関わってる場合は例外としても、
今回の敵のように悲劇的運命に巻き込まれている人は大勢いるはずです。
その人達は運命を恨んではいけないんでしょうか。
むしろ恨むのが(堕転するのが)当然のような気がしてしまいます。
苦しくても希望を持って生きろ、と言われても、
殺された場合はそれすらできないわけですからね。
それをルフの導きと言われても納得できるんでしょうか・・・。
この作品が運命そのものの存在を突っ込んで描くのかはわかりませんが、
もしそうなったらそれはそれでかなり面白そうな気がします。
今後の運命の描き方にも注目したいですね。
ちなみに今回迷宮を攻略したわけですが、
最終的にザガンを手に入れたのは、

白龍でした。
まあ順当なところですね!
白龍はこれからもいろんな意味で活躍してくれそうですし、
変なザガンと真面目過ぎる白龍の組み合わせは楽しそうです。
おまけ漫画も面白かったし!
というわけでバトルが熱くて大いに楽しめたこの11巻。
最後までバトル尽くしだったし大満足です。
次は新しい展開がありそうだし、12巻にも期待!
↓バナークリックでやる気が出ます!
*掲載画像は紹介作品からの引用であり、著作権は作者および出版社にあります。
大高忍
バトルが熱い!
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11巻が発売されました。
前回は久々の迷宮攻略でしたが、今回は雰囲気が一転。
敵も味方もエンジン全開で、
バトル開始!
黒い魔人も現れて激しい戦いが繰り広げられます。
今回の見所はやはりこのバトルでしょう。
いきなり現れた割に敵はかなり強力で、
カシムとの戦いを思い出させるほどの熱い戦いを見せてくれます。
極大魔法なんてものまで出てきちゃうし、
かなり盛り上がります。
これだけでも面白いんですが、
ここで更に盛り上げてくれるのが敵の素性です。
こいつらはただの嫌な敵というわけではなく、
元々は真っ当ないい奴らだったんです。
しかし悲劇的運命に巻き込まれ、
その結果運命を恨み、堕転してしまった。
つまりカシムと同じなんですよ!
憎い敵なら心置きなくぶっ倒せますが、
こうなると非常にやりづらい。倒しにくい。
だからアリババも葛藤するんですが、
ここで役立ったのがソロモンの知恵。
「僕の力は・・・その闇を晴らせる可能性を秘めてるんだ!」
今回はこのソロモンの知恵の詳細な力も説明されます。
で、これがすごすぎるんですよ。
人がこれまで見聞きしたもの、感じたことを全て知ることができて、
しかもそれはもう死んでしまった人や、過去のあらゆる人についても可能で、
その記憶を他人に見せることすらできる。
はっきり言って無敵ですよ!
古今東西のあらゆることを知ることができるわけですからね。
敵の言ってた「全知」という表現がぴったりな力です。
こうしてアラジンはソロモンの知恵を使って敵の過去を知り、
その死んでしまった大切な人を呼んできて対話させ、
敵を堕転から救い出します。
こう見てるとソロモンの知恵こそ堕転から救う唯一の方法なのかもしれません。
運命を恨むきっかけって、たいていの場合は誰かの死でしょうからね。
その人が蘇ってきて説得してきたら、そりゃ運命への復讐心も消えようというもの。
こうして最後には敵を堕転から救い出し。このバトルは無事終結します。
面白かった!
ソロモンの知恵の謎も明かされたし大満足です。
しかし少し疑問に思ったこともあります。
この作中世界での「運命」は絶対的に正しいのか?と。
アル・サーメンが関わってる場合は例外としても、
今回の敵のように悲劇的運命に巻き込まれている人は大勢いるはずです。
その人達は運命を恨んではいけないんでしょうか。
むしろ恨むのが(堕転するのが)当然のような気がしてしまいます。
苦しくても希望を持って生きろ、と言われても、
殺された場合はそれすらできないわけですからね。
それをルフの導きと言われても納得できるんでしょうか・・・。
この作品が運命そのものの存在を突っ込んで描くのかはわかりませんが、
もしそうなったらそれはそれでかなり面白そうな気がします。
今後の運命の描き方にも注目したいですね。
ちなみに今回迷宮を攻略したわけですが、
最終的にザガンを手に入れたのは、
白龍でした。
まあ順当なところですね!
白龍はこれからもいろんな意味で活躍してくれそうですし、
変なザガンと真面目過ぎる白龍の組み合わせは楽しそうです。
おまけ漫画も面白かったし!
というわけでバトルが熱くて大いに楽しめたこの11巻。
最後までバトル尽くしだったし大満足です。
次は新しい展開がありそうだし、12巻にも期待!
*掲載画像は紹介作品からの引用であり、著作権は作者および出版社にあります。