福岡県大野城市で昨年12月に予定された、少年による格闘技イベントが、県警の指導で中止されたことがわかった。県警によると、出場者は格闘技の指導を受けていない暴走族の少年らで安全面に問題がある点や、暴力団の関与が疑われる点を、会場の体育館を管理する市に指摘。主催する同県嘉麻市のボクシングジムに市が中止を求めた。
市や県警によると、12月17日に市総合体育館で、少年約50人が参加するキックボクシング形式のイベントが予定された。県警が11月に補導した暴走族の少年がイベントのチケットを持っていたことから、暴走族少年の参加が判明。会場を予約した男性が指定暴力団工藤会系組幹部だったため、暴力団の関与の疑いもあるという。
ボクシングジムは県警に「少年たちのうっぷんを晴らすためのイベント。レフェリーもついているので問題ない」と説明し、暴力団の関与は否定したという。
開催予定日には、混乱を避けるため県警や市の職員ら約100人が会場付近を警備したが、トラブルはなかったという。
6割以上の女子学生が大学時代に「性」を体験する時代。変な男に捕まらないで−−そんな親の心配もあるだろう。だが、彼女たちの話を聞くと、事態はもっと深刻だ。