国内初となる波力発電所の建設を、三井造船、出光興産、日本風力開発の3社が進めていることが2日、明らかになった。現在日本では、海洋エネルギーが新エネルギーに位置づけられていないため国の支援が得られず、諸外国に比べ実用化に向けた取組が進んでいない状況となっていた。
2011年には実証設備を設け実験に着手、2012年に出力2万キロワット程度の発電所をで太平洋沿岸で稼働させる。
波力発電は、波の波動エネルギーを電気に変換し発電を行うもので、欧米では、実証試験段階に入り、とくに英国では商用段階へ移行しつつある。