フロントビュー
移民法
LA情報
暮らし
映画情報
その他
特集
Back Number
LUPICIA
2012年1月18日 Home


Home > News > Multi-Media High-Tech Business News
更新2011年11月10日 19:17米国東部時間

CIA、1日500万件のつぶやきを監視〜言語別地域別の世論を分析
 米中央情報局(CIA)は、ツイッター(Twitter)やフェイスブック(Facebook)の書き込み内容を大量に集めて分析することで、世界の大きな出来事に関する世論をリアルタイムで認識し、有事に関する可能性評価や危機管理に役立てている。

 コンピュータワールドによると、CIAでは、ツイッターでのつぶやきやフェイスブックでの書き込み、そのほかのソーシャル・メディアやブログの更新内容を1日に500万件近く集めて、その内容を分析している。

 CIA内部で「復讐図書館員(vengeful librarians)」と呼ばれる班は、多数の言語ごとに万単位の書き込み内容を収集および分析することで、一般大衆(世間、社会)の感傷や雰囲気、気分の状態を世界の地域ごとにリアルタイムで判断するシステムを構築している。

 同システムを使った分析内容は「ホワイトハウスの最上層部から要求」されており、諜報内容報告としてほぼ毎日、大統領に報告されている。

 たとえば、米海軍特殊部隊(Navy Sea, Air and Land=Navy SEAL)がオサマ・ビン・ラディンを殺害した際には、復讐図書館員らはツイッターのつぶやき内容を言語別に分析し、ウルドゥー語(パキスタンの公用語)でのつぶやきが同件に対し否定的で米政府の行動に反感を抱いたことをホワイトハウスに報告している。

 また、オバマ大統領が中東政策について演説した際には、アラビア語とトルコ語のつぶやきを大量に集めて分析。その結果、中東地域の市民はオバマ大統領がイスラエルを支持していると批判した一方で、ヘブライ語(イスラエル)のつぶやきでは米政府が中東支持を掲げているという世論が形成されたことを報告した。

 復讐図書館員は、CIAのオープン・ソース・センターという部署に所属する。同センターは、2001年9月に起きた米同時中枢テロ事件の調査委員会による提言を受けて設置された。

ニュースレター購読お申し込みはこちら
外気利用で完全無料のデータ・センター冷却〜グリーン・...
デジカメ・メーカーの正念場〜スマートフォン対抗で機能...
インテル、ARMへの反撃の狼煙〜モトローラとレノボが...
世界最高の省電力テレビはどれか〜国際コンテストの実施...
ノキア=マイクロソフト連合が宣戦布告〜新型スマートフ...
スマート・テレビが最大の目玉に〜2012年のCES、...
車のハイテク化でサイバー攻撃の危険増大〜遠隔操作でシ...
知られざる注目企業のキュリオン〜福島原発の汚染水処理...
アップル、2機種の「アイTV」を開発中か〜42インチ...
2012年の10大ハイテク動向〜マッシャブルのCEO...

Back Numberはこちら



BACK ページの先頭へ戻る



U.S. FrontLineに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright 2012 U.S. FrontLine News, Inc.
All rights reserved.
WXPort Your Zip
Code
AccuWeather.com
ダウ工業株価 12,579.00
( +96.88 )

ナスダック 2,769.71
( +41.63 )

円相場 76.80
( 0.05円高 )

  18日終値

Ikuko Tsuruta

HABA

Asian MBA

Google

HABA
750