サイズの違うドラゴンを描きわけよう!

自分自身決して描きわけられちゃいないんですが、参考程度に体格の違うドラゴンの自分的書き分け法をを紹介してみる事にしました。

既に意識して描き分けてらっしゃる方も多いと思いますが、あくまでも参考程度に見て貰えたら嬉しいです。
陸棲の、特にスペシャルな能力は持ってないドラゴンという設定で。
大小の頭の大きさを揃えてます。


まず大型のドラゴン頭部。

全身を入れなくても、頭部だけで大きさを表現する事もできると思います。
これは全長数十メートルくらいかな??

大型生物の顔・頭部の特徴は

・目が小さい
・頭部自体も小さい
・首が非常に太く長い(あまり自在には動かない)

このあたりが挙げられるんじゃないでしょうか?
大きそうな感じします・・・?しない?(爆)


今度は小型のドラゴン頭部です。全長1メートルに満たないイメージです。

特徴は大型の反対、つまり

・目が大きい
・頭が大きい
・首は細く、素早く複雑に動かせる

目の位置を下げたり、目から鼻の距離・吻を短くしたり、鼻先を小さくすると幼いイメージも加えられる気がします。(こっちはニガテ。)


大型竜の
全身図。
勿論体型は様々あると思いますが、基本的
には

・頭部の比率が小
さい
・尾が長

・脚は短く太

・足の指は短


は共通
(する・・・かもしれません)

体の体積が大きくなるほど体重は比例以上に重くなるので、高い位置に頭部を維持する為首の筋肉は太くなり、頭部自体も小さくする必要があります

また、重い体を支える脚も太く頑丈じゃないと駄目です。指先だけで体重を支える瞬間がある為、指も長いと折れちゃいます。折れなくても、指が長いとそれだけ歩行時に脚を高く上げなければならず疲れます

首が長ければそれ以上に尾も長くないと前に傾いてしまうので、安定を得る為シッポも重く長く。

2脚歩行タイプにしちゃったので比較しづらいかもしれませんが・・・
今度は小型竜の体型特徴をば。またしても大型タイプの反対ですが

・頭部の比率が大きい
・脚の指が長い
・脚の踵から接地位置までが長い

頭の小さい小型生物も多いですが、基本的に脳や頭部は大きい方が生存に有利です。体が小さく軽ければ、それだけ頭を大きくしても大丈夫、という感じでしょうか。
指の長さは何より2本足で体をふらつかせず支えるのに必須です。
踵から接地位置までの部分はバネのように緩衝の役目を持っているので、長いとジャンプ力・瞬発力に繋がります。
シッポは舵の役目を持っているので、引きずらずに自在に動かせる程度の長さに。



なんだか色々ウンチクたれてしまいましたが・・・、こう、生物の体型が「そうである理由」というもの自体が好きで。理由を色々考えるのも好きなんです。

特に専門に学んだり本を読んだりした事はないのでウソっぱち感満載なんですが、こんなアホな事考えてる奴もいるんだなぁ、程度に思って貰えたら嬉しいです。(※いつも考えて絵描いてるわけじゃないです。描いてからたまに後で考えるのです(爆))

何よりドラゴンは自然を超えた超自然の生物。謎な部分も多いし、未知の能力を持っている事は確かです。なのでこんな細かいこたぁ気にせずデザインしちゃってOKだと思います。そこが架空生物描きの魅力だと思いますので!