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2012年1月18日(水) 19:14 |
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「たつみ山荘」元経理担当者に判決
美作市の温泉旅館「たつみ山荘」を巡る巨額の融資詐欺事件で、旅館の運営会社の元経理担当責任者・河野隆信被告が、懲役3年、執行猶予4年の判決を受けました。
判決によりますと、河野被告は運営会社の元社長と共謀し、会社の経常収支が大幅な赤字であるにもかかわらず、黒字と粉飾した決算報告書などを提出して、美作市や岡山市の金融機関から、2006年から2008年までの間に6億7千万円あまりの融資を受け、だましとった詐欺の罪に問われています。 18日の裁判で、岡山地方裁判所の田尻克巳裁判長は、「被告の刑事責任は重大であるが、専ら元社長らからの指示により犯行に関与したにすぎず、反省もしている」などとして、河野被告に懲役3年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。
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