| 2012年 1月 17日 |
|
|
瀬戸大橋線で列車が立ち往生
|
△▼ |
16日夜坂出市のJR瀬戸大橋線で電気系統のトラブルがあり、快速列車が高架橋の上で立ち往生し、乗客が約5時間に渡って車内に閉じ込められました。16日午後9時半ごろ高松発岡山行きの快速マリンライナーが瀬戸大橋の手前にある坂出市の高さ40メートルの高架橋の上で動かなくなりました。約1時間半後、JRの社員が徒歩などで現場に到着しましたが復旧できず、ディーゼル機関車が出動し最寄りの宇多津駅に列車をけん引しました。車内には約140人の乗客がいましたが、暖房がストップし、非常灯だけが点灯する暗い状態が続いたということです。その後、乗客は臨時列車で坂出駅に向かい午前2時半すぎ待機していた寝台特急やマリンライナーで目的地に向かいました。JR四国によりますと具合が悪くなった乗客はいなかったということです。JR四国では通常より大きい電流が流れる「過電流」が原因と見て調べています。
|
|
|
阪神・淡路から17年防災訓練
|
▲▼ |
阪神淡路大震災から17年となる17日、倉敷市では、防災意識を高めようと直下型地震を想定した大規模な防災訓練が行われました。訓練は、震度5強の直下型地震が発生したとの想定で行われ、倉敷市や警察のほか大型商業施設の関係者や地域住民など約200人が参加しました。訓練では、地域住民約130人がJR倉敷駅の2階デッキから警察の指示を受けながら災害時の一時避難所になっている駅北側の倉敷みらい公園に避難しました。また、車椅子の避難者やけが人などへの対応訓練も行われ関係機関の役割分担や円滑な避難誘導の方法などが確認されました。警察ではこうした訓練を通じて災害が発生した場合にも落ち着いて行動できる心構えや方法を学んでほしいと話しています。
|
|
|
センター試験中に携帯鳴る
|
▲▼ |
香川大学で行われた大学入試センター試験で試験の監督をしていた教員の携帯電話が鳴るトラブルがあったことがわかりました。香川大学によりますと、トラブルがあったのは今月15日午前中に行われた理科の試験中で、主任監督者だった男性教員の携帯電話が鳴り、男性教員は教室を出て電源を切ったということです。香川大学では、試験の監督者が教室に携帯電話を持ち込むことを禁止していますが、男性教員は、「ポケットに携帯電話を入れていたのを忘れていた」と話しているということです。またこの男性教員は午後の数学の試験中でも「終了10分前」と告げるところを誤って「解答やめ」と指示するトラブルを起こしていたということです。大学では教員を厳重注意し、「今後の入試に向け注意喚起を徹底させたい」とコメントしています。
|
|
|
入札妨害の高松市職員を懲戒免職
|
▲▽ |
公共工事の入札価格を業者に漏らし工事を落札させたとして官製談合法の罪で罰金刑を受けた高松市の職員が17日懲戒免職処分を受けました。懲戒免職処分を受けたのは高松市公園緑地課の男性課長補佐(56)です。課長補佐は、市内にある建設会社の当時の社長に高松市東部運動公園スポーツ広場の舗装工事など2件の公共工事の予定価格などを教え、最低制限価格と同じ金額で落札させたとして警察に逮捕され先月、高松簡易裁判所から罰金100万円の略式命令を受けました。課長補佐は去年3月に暴行事件で逮捕され減給の懲戒処分を受けていることなどから市では、「公務の運営に重大な支障を生じさせた」として17日付けで懲戒免職処分としました。また監督責任のあった公園緑地課長ら3人を戒告、訓告の処分としました。
|
 |