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帯広北高チア部 監督、部員に不適切行為か

(01/17 16:40)

 【帯広】私立帯広北高校(平秀明校長)のチアリーディング部で、監督を務める男性教頭が女子部員に不適切行為をしているとして2年生部員10人全員が退部届を提出したことが分かった。道学事課は同校に対し、保護者らに適切に対応するよう求めている。

 道によると、昨年12月27日から1月12日にかけて帯広北高の「保護者」「部関係者」などを名乗る複数の人物から、同部監督について「部員の太ももや腰を触るなどセクハラ(性的嫌がらせ)行為を行った」「部員に『言うことを聞けないならメンバーから外す』と発言した」などの情報が寄せられた。道は昨年末と1月12日に同校に「適切な対応」を要請。学校側からは「多感な時期の子供に誤解を招く行為をした」と説明があったという。

 これに対し、同校を運営する学校法人帯広渡辺学園の松浦護理事長は17日、「(セクハラ情報は)事実ではなく、不適切な行為はなかった。部活動の正常化に向け努力している」と否定した。

 同部は2005年創部で、10、11年の2年連続で日本選手権に出場している名門。現在は1、3年生で活動している。

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